ヤマエグループではサステナビリティ推進委員会を設置し、
社会と当社グループの持続的な成長に向けた取り組みを推進しています。
今回はヤマエ久野㈱木材住資部が取り組んでいる事例をご紹介します。
木工のまち 福岡県大川市 にある「㈱プロセス井口」の井口代表にお話を伺いました。
ヤマエ久野㈱木材住資部では、木材や建築材料を卸していますが、
お客様に提供後濡れてしまったり、一部虫食いで穴が開いて
しまったりと、木材は自然の産物であり、保管中に状態が悪く
なってしまうことも少なくないようです。
そこで、プロセス井口さま では、現場で使用するのが難しくなった木材をヤマエ久野から仕入れ、
時間をかけて乾燥・加工し、家具の芯材として使用されています。
もちろん、これらの工程は加工費用も必要になり、作業性もよくはありません。
しかしこのような副産物は必ず出るものであり、材料の一部として使用することを決断したそうです。
乾燥には2~3か月を要し、さらに加工には知恵と技術が必要ですが、歴史的に木工が盛んな大川の地で
木材加工業を営んできたプロセス井口だからこそできるものだ。とおっしゃっていました。
見えない部分で家具を支える 芯材 として使用されていました。
今回取材にご協力いただいたのは
【 株式会社プロセス井口 】
本社所在地:福岡県大川市一木87-1
代表取締役 井口 敬茂 様
65年前に井口製材所として創業。
製材を主に行っていましたが、
材料の調達や加工、建材・別注家具の製造まで
多岐にわたった事業を行われています。
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