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福岡農産 米ぬかを利用したバイオマス発電の取組み

精米および卸売を専門とする福岡農産では、通常「堆肥・肥料・飼料」等で利用される、製造工程で発生した米ぬかを利用し、バイオマス発電の取組みに寄与しています。年間1~1.5万トンのお米を製造している同社では、年間約1,000トンもの米ぬかが発生しており、その内、約300~500トンがバイオマス発電に使われています。

バイオマス発電とは?

バイオマス」とは、動植物などの生物からつくり出されるエネルギー資源のうち、石油などの化石燃料を除いたもののことで、それを利用し、発電する再生可能エネルギー発電方法を「バイオマス発電」と言います。バイオマス発電は、大きく3つの種類(直接燃焼方式・熱分解ガス化方式・生物化学的ガス化方式)に分けられ、その中の「生物化学的ガス化方式」で福岡農産の米ぬかは使用されています。

生物化学的ガス化方式とは?

生物化学的ガス化方式では、発酵などを通してバイオマスをガス化し、ガスタービンまたはガスエンジンにより発電を行います。水分が多いために直接燃焼させにくい廃棄物系のバイオマスに用いられる方式で、発生するガスの発熱量が高いため、発電効率が高くなっています。

ヤマエグループは積極的にこの活動を支援することで、環境に配慮しながら持続可能な社会を目指していきます。

■ヤマエグループ サステナビリティの取組みについて 

https://www.yamaegroup-hd.co.jp/sustainability/

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